メモ FPGA入力回路

入力端子が3.3Vで4.7kΩで釣られている。
Tr:2SC1815GR オープンコレクタ回路
Ic=3.3V/4.7kΩ=0.7mA
Tr:のコレクタ損失は、まんどくさいから無視すると
このときの、hfeは、トランジスタの動作曲線から、
hfe=10
電流増幅率 hFE=Ic/Ib
よって、Ib=70uA
Ib = (Vcc-Vbe)/Rb
ベース抵抗 Rb=(3.3-0.6) / 70uA = 2.7 / 70 [MΩ] = 38.6[kΩ] ≒ 40[kΩ]

このときの伝達遅延をテスト回路を用いて測定すると
立ち上がり遅延が、おおよそ220[ns] 立ち下がり遅延が2.5[us]
であった。


で、うっかり間違えて、Rb=1[kΩ] を使った場合。
Trを飽和領域で、使った場合。
立ち上がり遅延が、おおよそ10[ns]以内で測定不能 立ち下がり遅延が1.5[us]
やばいよ壊すところだったよ。


電源を直でとれる場合。74シリーズを用いる。
 http://www.semicon.toshiba.co.jp/docs/datasheet/ja/LogicIC/TC74HC05AF_TC74HC05AP_ja_datasheet_071001.pdf
を用いた場合。

伝搬遅延時間 tpLZ は、3.3Vに関する記載はないが、
おおよその予想で、15[ns]-100[ns] 温度によって変化してくる。
この温度による変化は、あらかじめFPGA屋さんに伝える必要がある。
設計上は、データシート上は、115[ns]
FPGA屋さんには、160[ns] CLOCK 100MHz にて16クロック 分の、
バッファと調節機能を取り付ける必要があること・温度によって変化する部分があること
をあらかじめ伝えて、おく必要がある。

その上で、簡単なTr1本だけでもよいか、74ICを使った方がいいか、検討の上決定する。